FIELD OF VIEWの19thシングル。
the FIELD OF VIEW名義での2枚目シングル。
『夏の記憶』に引き続き4作目のノンタイアップ曲。
4000枚のセールス。
2002年解散までにリリースした20作のシングルでセールス最低記録。
カップリング曲はアルバム収録なし。
ベース新津が初めて単独で編曲に参加した作品。
当バンドの場合、解散前のこの時期にタイアップなしの曲をリリースしてもなかなかヒットしなかったかもしれない。
収録曲
- 蜃気楼
- 愛しき人よ
リンク
蜃気楼
- 作詞:高森健太&Jane-F
- 作曲:高森健太
- 編曲:新津健二
ベストアルバム『Memorial BEST 〜Gift of Melodies〜』にのみ収録。
初の試みとなるラテン調の曲。
新しいことに挑戦するのは勇気がいるのだが、正直このバンドにラテン調は相性が悪い。
ベース新津の単独編曲ではあるが、個人的には新津の作曲センスが好み。
曲調的にサビとの抑揚がなくなるのももったいない。
ただ、この後解散せずに挑戦し続けていたらヒットする可能性は秘めていたと思う。
歌詞について
【同じ時間を過ごすことに迷いズルくなり 何気ないふたりの距離を守ってた】

私
自分の気持ちが好きなのかどうか分からなくなると、よそよそしくなり近づかなくなることで等距離を守ってしまう。
気持ちと行動はリンクしているのだろう。
愛しき人よ
- 作詞:小橋琢人
- 作曲:小田孝
- 編曲:the FIELD OF VIEW&池田大介
シングルよりカップリングであるこの曲の方が当バンド向きで良い。
解散前の曲はほとんどそうで、この曲も例外ではない。
他のカップリングと比較してあまり印象に残るサビではないが、セールスが伸びなかったシングルのカップリングは見逃されやすいのでぜひ知って欲しい(私は見逃していた)
歌詞について
【僕の言葉は もう君の 心をふれられなくて】

私
興味がない人からの言葉は心に何も刺さらないということだろう。
それは心に触れることすらできないから。

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