『突然』とはFIELD OF VIEWの2ndシングルで前身のview時代を含めると4枚目のシングル。
1995年『ポカリスエット』のCMソングで世間のイメージではバンドの曲と言うよりCMソングの印象が強烈だろう。
FIELD OF VIEW最大のヒット曲で累計120万枚以上のセールスを記録しておりバンド唯一のミリオンヒットになっている。
1stアルバム『FIELD OF VIEW Ⅰ』にも当然収録されているが、普通なら1曲目に配置しそうだが2曲目になっている。これは1曲目を任せられるレベルの『セピア』を配置しているからだ。
『突然』はZARDを始め色んなアーティストによってカバーされている。
- 突然
- きっと離れていても
突然
- 作詞:坂井泉水
- 作曲:織田哲郎
- 編曲:葉山たけし
作詞・作曲・編曲がこの3人の曲は名曲揃いでこの曲ももれなく名曲。
FIELD OF VIEWでの活動期間のうち特に前半は3人が手掛けた曲が多く実際、前半にリリースしたシングルがヒットしたが『突然』はその象徴。
サビがキャッチーで万人ウケ間違いなし、何百回聴いてもその感覚は変わらない。
ビーイング系あるあるだが、
現在(いま)、存在(ひと)
といった当て字っぽい歌詞が特徴。
「90年代の懐かしい曲だな〜」と思ったのが『カセットのボリューム上げた』という歌詞。
曲調としては最初にアカペラっぽいサビが”突然”来てその後Aメロに入りサビという流れで、最初のサビを除けば王道。
- 1番のサビの後半『またあの日のように』の”に”
- 2番のサビの後半『恋人よ君を心から』の”ら”
この部分が高音でカラオケで男性が歌うには少しきつい。
普通に歌えるボーカル浅岡は凄い!しかも50歳を超えた今でも原曲キーで歌えるのはやばい!
『突然』で1番好きなところはミリオンセールスのヒットをした良い意味での”普通に良い曲”なところ。全体的に良いので「この部分が…」というのは無いが、歌詞に出てくる物が平成初期で古臭い感じは否めないものの共感する部分は大いにある。
きっと離れていても
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:浅岡雄也
- 編曲:池田大介
FIELD OF VIEWのシングルはとにかくカップリング曲のレベルが高いのが特徴で、個人的にはこの曲がそのレベルが最も高くバンドの全曲の好きな曲ランキングで1位にしている。
完全なる主観で申し訳ないがFIELD OF VIEWの良さを凝縮した1曲になっている。
こちらもビーイング系あるあるだが、
時間(とき)、出発つ(たびだつ)
といった当て字っぽい歌詞が特徴。
とにかく好きすぎてレビューというレビューはできないが本当に「いい曲だな」と思うときはその人の直感でするものであり、少なくとも私はこの曲を「うまく説明はできないけれどいい」と感じている。もちろんファン全員にとっての1位ではないのは承知だが。
『きっと離れていても』で1番好きなところは全部!と言いたいですが、1つに絞るなら最後のサビの『きっと離れていても〜』の浅岡のノビのある声。
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