『君がいたから』はFIELD OF VIEWのデビューシングル。前身のview時代にシングル2曲をリリースしているが含まない前提で話をする。
ドラマ『輝く季節(とき)の中で』の主題歌でシングルとは曲調がハッキリ違う。
バンドとしては2ndシングル『突然』に次ぐヒット曲で知名度は抜群なので「バンド名を知らなくても曲は知っている」なんてこともしばしば。
1stアルバム『FIELD OF VIEW Ⅰ』にも収録、アルバムのラストを飾っている。
- 君がいたから
- セピア
君がいたから
- 作詞:坂井泉水
- 作曲:織田哲郎
- 編曲:葉山たけし
作詞・作曲・編曲がこの3人の曲は名曲揃いでこの曲ももれなく名曲。亡くなってしまった坂井泉水の存在はでかい。
ドラマの主題歌になったことで知名度はトップ3に入るが、どのバンドの曲かまで知っている人は稀。
ビーイング系あるあるだが、
友達(ひと)・存在(やつ)・季節(とき)・大勢(なかま)
のような当て字っぽい読みをする歌詞が特徴。
恋愛ソングの多いFIELD OF VIEWだが、この曲はそういう雰囲気ではなく、『君』と表現している大切な存在について定義してはいないよう。
明るめの曲調だがカラオケで盛り上がる曲ではない。
『君がいたから』で1番好きなところはボーカル浅岡のハイトーンボイスを活かしたラストの『君がいたから〜』の部分。声が出ないので平気で歌える人はかなり歌が上手い!
セピア
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:多々納好夫
- 編曲:安部潤
ラストライブでこの曲を歌う前にボーカルの浅岡が「いつのライブでもこの曲が僕らの隣にいました」と言っていたように、バンドにとって最もメンバーと長く時間を共にした思い入れのある曲。
歌詞としては”切ない”の一言で別れた恋人とのことを思い出しながらヨリを戻したいけれどそれは叶わないという流れで、FIELD OF VIEWの曲はこのようにピュアな恋愛ソングが多い。
純粋にいい曲だなっていうのが最初の感想で、なぜこの曲がカップリングでシングルではないのか不思議な良曲。
イントロがサビの曲調でそのままAメロに入ってサビに入る王道の形になっている。
FIELD OF VIEWらしさ全開の曲なので、この曲を気にいるかどうかでこのバンド自体の評価が変わる可能性がある。
カラオケで歌う場合は相当上手くないと場の空気がヤバくなるので、他の曲を選択しましょう。どうしても歌いたいならファン同士で行った場合に限定するべき。
『セピア』で1番好きなところはイントロのキーボードからギター&ドラムが入ってくる流れ。
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