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FIELD OF VIEWが2020年にリリースした7枚目のベストアルバム。
デビュー25周年を記念した作品で、ヒットシングルの未発表テイク、未発表曲、アルバム初収録曲などをふんだんに収録した。
DVDにもこれまで収録されなかった映像が大量に収録されている。
「金持ちの息子で、ロンドンの寄宿舎に通わせているような清潔感のある若者が結成したバンド」というイメージが浮かんだんです。それで、メンバー全員、ブリティッシュ・スーツに身を包んでデビューさせました。当時は、新鮮なビジュアルだったかもしれませんね。
2012年に行われた”BEING LEGEND”Live Tour 2012の名古屋公演を見た時、ヴォーカルの浅岡雄也が「本当に歌が上手くなったなぁ」と感銘を受けました。
実際、今聞いても浅岡君の歌声は素晴らしいですね。
ライナーノーツby 長戸大幸
Disc 1
- 君がいたから【T-131】
- DAN DAN心魅かれてく【T-31】
- ドキッ【T-51】
- 奇跡の花
- キボウメロディー
- この街で君と暮らしたい
- everywhere
- Melody
- Dear old days
- Holiday
- セピア
- 真夜中の虹を
- 渇いた叫び
- あの頃の僕に
- Beautiful day
Disc 2
- 突然【T-61】
- 夢見続けて今も
- 青い傘で
- 桜咲くこの場所で
- We’ll be Together
- Last Good-bye【T-101】
- Time is Gone
- 冬のバラード
- 出せない手紙
- Dreams
- When I call your name
- Still(Abbey Road Mix)
- FIELD OF VIEW
- 大空へ
- Last Love Song
君がいたから【T-131】
- 作詞:坂井泉水
- 作曲:織田哲郎
- 編曲:葉山たけし
ドラマ『輝く季節(とき)の中で』の主題歌。
バンド史上2番目の約90万枚のセールスを記録。
葉山アレンジは3バージョンあり、シングル増刷のたびにMIXは変わっていて、今回は第4版的に考えてくれてもいい。
ライナーノーツby 浅岡雄也
DAN DAN心魅かれてく【T-31】
- 作詞:坂井泉水
- 作曲:織田哲郎
- 編曲:葉山たけし
アニメ『ドラゴンボールGT』のOPテーマで有名。
あるプロ野球選手が登場曲として使用している。
歌入れはスムーズだったし、今も変わらず歌っている。
ライナーノーツby 浅岡雄也
ドキッ【T-51】
- 作詞:山本ゆり
- 作曲:浅岡雄也
- 編曲:葉山たけし
ベースの新津健二が加入して初めてのシングル。
僕は「夏の約束」という歌詞を書いたのだが「ドキッ」には敵わない。
ライナーノーツby 浅岡雄也
奇跡の花
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:浅岡雄也&小田孝
- 編曲:池田大介&中川寛之&FIELD OF VIEW
5thアルバム『CAPSULE MONSTER』収録。
テクノ要素のあるイントロから始まる名曲。
当時、浅岡宅に毎日小田は通って曲を競作していた。ABメロ小田、サビ浅岡の割り振りだったと思う。
ライナーノーツby 浅岡雄也
キボウメロディー
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:多々納好夫
- 編曲:池田大介
未発表新曲。
『SINGLE COLLECTION+4』発表前にRECしていた曲。歌詞は2020/2 書き下ろし。2002解散〜2020年の空白を歌詞で埋めたかった。
ライナーノーツby 浅岡雄也
イントロはらしくない雰囲気。
歌い出すと制作時期も相まってバンド活動前半の感じがあるが、発売時期を考えるとボーカル浅岡のソロ作品感も醸し出している。

上記ライナーノーツによると浅岡は作曲に関与していないので、私の勘違いのようだ。
新曲5曲の中では第一印象で良いと思った曲。
いかにもなサビ(褒めてる)で従来のファンなら納得の1曲ではないだろうか。
【だからきっと 笑ってまた逢おうよ 重ねた時間は 消えないから】

2020年は浅岡と小橋で再始動となった。
2002年の解散からの18年は戻ってこないけれど、2人はまた笑って逢ったのだろう。
2024年には小田も戻ってきたし、ファンとしては新津氏も!と期待するが。。
この街で君と暮らしたい
- 作詞:小松未歩
- 作曲:小松未歩
- 編曲:葉山たけし
デビュー前の小松未歩が初めて楽曲提供した名曲。
転調後の抜けていく感じ(小松メロディー)が僕は堪らない。
ライナーノーツby 浅岡雄也
everywhere
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:小橋琢人
- 編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
3rdアルバム『FIELD OF VIEW Ⅲ』収録。
個人的なFIELD OF VIEWの好きな曲トップ10の2位。
この曲はファン人気も浅岡人気も高い!
仮詞で小橋が「心が少しだけ息をした」と言ったのでそこから一気に書き上げた記憶が在る。名曲。
ライナーノーツby 浅岡雄也
Melody
- 作詞:小橋琢人
- 作曲:小田孝
- 編曲:新津健二
浅岡以外のメンバーで作った曲である。
制作の頃、鬱で燃え尽き症候群のような「何も出来ない」日々だった。ソレを察してくれたのか判らないけれど、メンバーにかなり助けられた記憶がある。
ライナーノーツby 浅岡雄也
Dear old days
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:浅岡雄也
- 編曲:徳永暁人
アルバム初収録。
4thシングルのカップリング曲。
ファンの間では昔から人気のある曲だったが個人的に良さに気づくまでには時間がかかった曲。
間奏の声は今も変わらぬMessage。※探してください。Endingでドアを閉める音までがこの曲。
ライナーノーツby 浅岡雄也
Holiday
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:小田孝
- 編曲:池田大介&FIELD OF VIEW
個人的なFIELD OF VIEWの好きな曲トップ10の第7位。
2002年ラストライブの大トリになった曲。
「サヨナラは言わないよ」と歌いながらも解散、ってなんて皮肉なんだろう、でも結果としてはサヨナラじゃなかった。
ライナーノーツby 浅岡雄也
セピア
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:多々納好夫
- 編曲:安部潤
1stシングルのカップリング曲。
メンバーにとってはもう1人のメンバーのような曲のようだ。
多々納デモ聴いた瞬間から唸った曲。切なさ一番強い気がする。
ライナーノーツby 浅岡雄也
真夜中の虹を
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:小橋琢人
- 編曲:池田大介
未発表新曲。
聴いて頂いて感じた事が総て。そうさせてください。
ライナーノーツby 浅岡雄也
イントロが中東感溢れる。
最初に聴いた感想としてはイマイチだった。
聴き込むと味が出てくる”スルメ曲”だと思う。
19thシングル『蜃気楼』もそうだが、このバンドに異国感はまだ馴染みがない気がする。
【毎日の繰り返しに隠された 勇気とか希望とか 適当にしてたかな】

個人的にはかなり刺さった。
実は日々の繰り返しに潜んでいるチャンスや変化のきっかけを蔑ろにしているかもしれない。
意識するだけでも違うような気がする。
渇いた叫び
- 作詞:小松未歩
- 作曲:小松未歩
- 編曲:小澤正澄
小松未歩が楽曲提供している。
アニメ『遊戯王』主題歌。
Aメロ「このまま〜」の突然の音程UPに苦しんだ。もっと歪んでても良いかななんて2020年には思うのだ。
ライナーノーツby 浅岡雄也
あの頃の僕に
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:浅岡雄也
- 編曲:池田大介
1stベストアルバム『SINGLE COLLECTION+4』収録。
曲の良さに気づくまでにかなりの時間を要した”スルメ曲”だ。
今ではかなり気に入っているしファン人気は高い模様。
青春、ってこんな感じかな。実は「夢見続けて今も」と歌詞はリンクしてるのだ。
ライナーノーツby 浅岡雄也
Beautiful day
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:寺尾広
- 編曲:池田大介&FIELD OF VIEW
個人的なFIELD OF VIEWの好きな曲トップ10の第10位。
BAND+オーケストラの融合。歌詞Last1行、そこが凡て、だね。
ライナーノーツby 浅岡雄也
突然【T-61】
- 作詞:坂井泉水
- 作曲:織田哲郎
- 編曲:葉山たけし
『ポカリスエット』のCMソング。
バンド史上最高の122万枚のセールスを記録。
僕らを世間に認知して貰った大事な曲。歌入れの1時間前、FAXで来た坂井泉水氏の歌詞を見て「コレはどうやって歌うのか?」だったけれど歌ってみたら納得。
ライナーノーツby 浅岡雄也
夢見続けて今も
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:浅岡雄也
- 編曲:安部潤
3rdシングルのカップリング曲。
1995年の梅雨の頃にレコーディングが行われたそう。
個人的なFIELD OF VIEWの好きな曲トップ10の第8位。
「決めた道があるから」貴方の人生に於いて、この曲で背中を押せてる事を願っています。
ライナーノーツby 浅岡雄也
青い傘で
- 作詞:AZUKI七
- 作曲:大野愛果
- 編曲:徳永暁人&FIELD OF VIEW
2002年の解散ライブDVDのオープニングに選ばれた曲。
ライブ映像で判断して欲しい曲。
BANDがBANDになろうと、藻搔いていた時期だったかな。
ライナーノーツby 浅岡雄也
桜咲くこの場所で
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:浅岡雄也
- 編曲:池田大介
アルバム初収録。
7thシングルのカップリング曲。
サビはキャッチーでラストライブでも披露され、ファン人気は非常に高い。
カップリング曲であることが信じられないくらいレベルが高い。
サビに行くまでの少ないメロで情景を入れ込めたのはとても嬉しく、ソレが見えるからこそ、それぞれの思う桜の景色がハッキリと浮かんでくるのだろう。
ライナーノーツby 浅岡雄也
We’ll be Together
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:多々納好夫
- 編曲:明石昌夫
未発表新曲。
浅岡ソロでこのイントロアレンジが全く同じ曲が在りますが「こちらが本家」でございます。この曲も「SINGLE COLLECTION+4」時代制作だと思う。
ライナーノーツby 浅岡雄也
浅岡ソロのどの曲と同じかはわからず。。

わかる方教えて欲しい。
『キボウメロディー』と同様に第一印象で良い曲と思った1曲。
こちらも制作時期を感じる楽曲。
ヒットシングルのカップリング曲くらいの立ち位置かな。
【どうしたって 終わりの瞬間は来るから】

何事も終わりが来るわけだから後回しにしない方がいい。
と言いつつ後回しにしてしまう人間の愚かさ。
Last Good-bye【T-101】
- 作詞:坂井泉水
- 作曲:多々納好夫
- 編曲:葉山たけし
この曲を最後にキーボードの安部潤が脱退。
ある日プロデューサーから「サビで半音転調して!」との指示が降りてきた。戸惑いながらもやってみるとおお!格好いい!と。
ライナーノーツby 浅岡雄也
Time is gone
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:新津健二
- 編曲:池田大介&FIELD OF VIEW
4thアルバム『LOVELY JUBBLY』収録。
ベース新津作曲が最も浅岡の声を活かせると思っている。
優しいスローソング、新津氏の真骨頂だと今でも思っている。初期の頃はミドルテンポだったが、落とす事によって一気に切なさと優しさが倍増した。
ライナーノーツby 浅岡雄也
冬のバラード
- 作詞:小田佳奈子
- 作曲:多々納好夫
- 編曲:池田大介
イントロから冬のバラード感全開。
エンジニア川上氏が四点打ちアレンジを試しで作った所からSingleへの昇格をした、と記憶している。浅岡低音歌唱の魅力を引き出してくれたと思う。
ライナーノーツby 浅岡雄也
出せない手紙
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:浅岡雄也
- 編曲:池田大介
アルバム初収録。
16thシングルのカップリング曲。
個人的なFIELD OF VIEWの好きな曲トップ10の第4位。
ファンからの要望が多かったのではないかと推測される。
FOVの魅力の1つにハイレベルのカップリング曲があるが、その代表作でもある。
当初「女子とのデュエット」を想定して作曲したのだが実現しなかった。相手が誰だったかは心の中に仕舞っておこう。
ライナーノーツby 浅岡雄也
Dreams
- 作詞:辻尾有佐
- 作曲:織田哲郎
- 編曲:徳永暁人
2012年の浅岡×小橋ラジオトークにて小橋がFIELD OF VIEWで好きな曲として挙げていた。
アレンジの「跳ねるようで跳ねてなく」の絶妙なバランス感は、今聴いてもなかなか無いタイプではないだろうか。
ライナーノーツby 浅岡雄也
When I call your name
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:浅岡雄也
- 編曲:徳永暁人
アルバム初収録。
5thシングルのカップリング曲。
個人的にラストライブDVDのエンドロールでオルゴールVer.が流れていて当時気になり探しまくってようやく見つけた経緯がある。
Beatles「愛こそ全て」の浅岡なりのオマージュソング。バードマン2Fの狭いブースに15名程集まって頂き、最後のLa La Laを録音した光景をやけに覚えている。
ライナーノーツby 浅岡雄也

そう言われると曲全体にビートルズっぽい雰囲気があるような気がする。
Still(Abbey Road Mix)
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:FIELD OF VIEW
- 編曲:FIELD OF VIEW&徳永暁人
リズムの良いポップな曲。
この曲調とは裏腹に歌詞は真逆である。
某TBS番組でロンドンに行かせて頂き、そのついでにAbbey Road studioでのMIXをして頂いた。当時はそこまで凄い事だなんて理解しておらず扱い的にもシークレットトラックにしてしまったので今回は昇格して頂いた。
ライナーノーツby 浅岡雄也
FIELD OF VIEW
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:小田孝
- 編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
未発表新曲。
「CAPSULE MONSTER」後、2001年以降創っていた楽曲。キャリアを通して「バンド名を冠した楽曲」が無かったので今回敢えて挑戦。だいぶ格好いいでしょ?(ドヤァ
ライナーノーツby 浅岡雄也
あくまで私の感想だしだいぶ失礼とは思うが、バンド名楽曲は大抵イマイチなことが多い。
この曲も例外ではなく突出していないと思う。
サビもなんか違うってなる。これはやはり制作時期の影響が大きいと感じる。
期待していた分の裏返しもあるが。
【解っちゃいないのに ワカッタ振りをして】

歌詞から浅岡ソロ感が出まくり。
他の曲と違う特別なものという制作意欲が良くない方向に出たと思う。
あくまでFOVとしての歌詞が良かったかな。
大空へ
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:浅岡雄也
- 編曲:池田大介
1stベストアルバム『SINGLE COLLECTION+4』収録。
この曲が気に入らなければこのバンドの曲は諦めてもいいかな。
1997年鳥人間コンテスト主題歌が決定していたが、FOVには雨男・嵐を呼ぶ男が居る為、その年のコンテストは不開催になった。僕の中では「幻のシングル曲」として今でもシングル気分で歌っている。
ライナーノーツby 浅岡雄也
つまりタイアップでのシングル予定だった。
ちなみに雨男は浅岡、嵐を呼ぶ男は小橋らしい。
Last Love Song
- 作詞:浅岡雄也
- 作曲:小田孝
- 編曲:FIELD OF VIEW
未発表新曲。
令和2年、まさかFIELD OF VIEWの新曲が聴けるなんて誰が予想してましたか?僕は諦めたくなかった。何故ならば僕を創ってくれた偉大なるバンドだから。色々な感情が入り混じるけれど本当に愛を込めて歌を歌っています。出逢ってくれて有難う。君の未来が明るく照らされていけるようそっと歌で背中を押します。また逢える日まで。
ライナーノーツby 浅岡雄也
この曲のライナーノーツというより全体を通したものになっている。
2025年時点では浅岡、小橋、小田の3人で再始動しているので、ラストソングとはならずホッとした。
この曲としては曲名通りの寂しげなイントロから始まる。
2002年の解散前にリリースしていた5枚のスタジオアルバムも最後の曲はこんなバラードが多かった。
ただやはり違うと感じるのは浅岡のソロ活動の成果が表れている所だ。
【最後の曲を届けましょう】

歌い出しからこのフレーズ。
アルバムの最後とは言えなんか寂しい、当時はこれでまた解散かもと思ってしまった。
仮にまた解散なんてことになった場合、解散ライブのトリはこういう歌詞の曲になりそうと思った。


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