1995年デビューシングル『君がいたから』でいきなり90万枚弱の大ヒット。2ndシングル『突然』は120万枚超のミリオンセールスを記録しバンド最大のヒット。その他にも4thシングル『DAN DAN心魅かれてく』、8thシングル『渇いた叫び』などのアニメOP曲がヒット。
解散までにシングル20曲、スタジオアルバム5枚、ベストアルバム6枚(非公認含む)をリリース。
バンドとしては10年弱の活動で幕を閉じた。
2022年現在、ボーカルの浅岡雄也さんは50歳を超えているにも関わらず今でもソロで活動しており、20代にリリースしたヒット曲をまだ原曲キーで歌えるバケモノ!
そんなFIELD OF VIEWの全曲から独断と偏見で好きな曲トップ10を紹介。
FIELD OF VIEWの人気曲トップ10には入らない曲ばかりだが人気曲を凌ぐ名曲揃い。一発でいい曲とは思わないスルメ曲も多いかもしれないがこの10曲でアルバムにしたら最高なラインナップ。
一気に知りたい場合は下の目次からチェック!
ちなみに…人気曲トップ10は以下の通り。
- 突然
- DAN DAN心魅かれてく
- 君がいたから
- 渇いた叫び
- Last Good-bye
- everywhere
- 冬のバラード
- 桜咲くこの場所で
- still
- THINK OF MYSELF
- 大空へ
everywhereと冬のバラードは同率6位。桜咲くこの場所でとstill、THINK OF MYSELF、大空へは同率8位。
※総合投票サイト ランキングブックより引用(2019年時点)
では早速10位からどうぞ。
10位 Beautiful day
- 15thシングル
- 5thアルバム『CAPSULE MONSTER』に収録
- ラストライブでも披露(DVDではDisc 2)
『朝が来るまで話した最後の夜』の歌詞から…別れる日にこれまでの思い出を語り合い、その思い出を『何時の日か振り返れば Beautiful day』になると言ったそこそこ大人になれば共感できる内容。
歌詞の『冷たい風』から季節は晩秋から冬をイメージしていると思われる。
サビに入る前にしっかり区切りがありサビも盛り上がる、サビはみんなが好きになるタイプの佳曲。
ボーカル浅岡の声はこういう美しい曲にピッタリと再認識させられる。
9位 明日のために
- 1stアルバム『FIELD OF VIEW Ⅰ』に収録
1stアルバムは週間チャートで最高1位を獲得しておりそれが納得できるのがアルバム収録曲のレベルの高さにある。
正直、最初聴いたときはそこまで印象に残らずのちに「なんでこの曲の良さに気づけなかったのか」と思うほどだった。
悲しいバラードなので明るかったりテンポがいいヒット曲と比較すると埋もれてしまいがちとは感じるが、聴けば聴くほど良さがわかる”スルメ曲”。
以前ファンと交流した際に、好きな曲の話の中でこの曲が出てきたことはなかったので、ファンでも良さを見抜くのに時間がかかるのかもしれない。あるいは見抜けないままの場合もあるかも
8位 夢見続けて今も
- 3rdシングル『Last Good-bye』のカップリング曲
- 2ndアルバム『FIELD OF VIEW Ⅱ』に収録
- ラストライブでも披露(DVDではDisc 1)
カップリング曲・アルバム収録曲・ラストライブでも演奏していたことを加味するとシングル以外ではファン人気が割と高いのかもしれない。
メロディーは全体的に綺麗かつキャッチーでスッと入ってくるタイプの曲なので好きなファンは多いと思っている。
しかしファンの中では「もっといい曲がたくさんあるからトップ10には入らない」という評価になりそう。
外でヘッドフォンをつけながら聴くと身体が勝手にノってしまう恐れがあるので注意!
7位 Holiday
- 15thシングル『Beautiful day』のカップリング曲
- ラストライブの最後の曲として演奏された
ラストライブだったからこそ最後の曲として相応しかったのであり、普通のライブのラストとしては寂しい曲。
『無意識だった車道側を歩く癖に苦笑いしてた』これは悲し過ぎるけど共感もできるいいフレーズ。
ラストライブ後に問い合わせが殺到して解散後のベストアルバムに収録されたようだが、なぜ『CAPSULE MONSTER』に収録しなかったのかが永遠の謎。
初めて聴いたのがラストライブDVDの音だったので、より好きになるためにはレコーディングの音より先にライブDVDで聴くことをオススメする。
6位 迷わないで
- 全身のview時代の2ndシングル
- 1stアルバム『FIELD OF VIEW Ⅰ』に収録
初期のFIELD OF VIEWの良さ全開の曲。
View時代のシングル曲とは少し違うらしいのだが入手困難で聴けず。。
どう違うのかは不明だが少なくともアルバムの方は聴きやすい。
アルバム収録の10曲で知名度の高いシングル『突然』、『君がいたから』を除けば真っ先にいいと思った曲。
当然サビもいいのだが曲全体のメロディーがまとまっていて素晴らしいの一言!
5位 ある晴れた日
- ベストアルバム『SINGLES COLLECTION+4』収録
- ラストライブでも披露(DVDではDisc 2)
専門家ではないので詳しいことはわからないがイントロが独特、このバンドにしては途中のギターソロがまあまあ激しい。
サビ前後での盛り上がり差も激しいがしっかりしたサビで最初から好みの曲だった。
収録のベストアルバムは当時のシングルに4曲だったが、シングルよりインパクトがあったのを記憶している。
4位 出せない手紙
- 16thシングル『秋風のモノクローム』のカップリング曲
- 2020年リリース『FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020』で初めてアルバム収録
リリースのタイミングの問題があるのは理解しているのだが「25周年アルバムまでなぜアルバム収録がなかったのか?」と思うくらいの名曲。(ベストアルバムを除くと15thシングル『Beautiful day』までしかアルバム収録がない)
FIELD OF VIEWでたまにある懐かしさのある曲で『機械に疎い僕でさえ最近はメールなんかしてる』の歌詞から20年以上前の雰囲気を醸し出している。
別れた恋人に対してかなり未練があり、その恋人に手紙を書くシチュエーションは現代においてほぼない。
基本的に好きになる曲はサビのメロディーが好きなのだがこの曲ももちろんそう。
カップリング曲のレベルの高さがわかる1曲。
3位 PROMISE YOU
- 2ndアルバム『FIELD OF VIEW Ⅱ』に収録
- ラストライブでも披露(DVDではDisc 2)
歌詞は恋人になってからの時間が長く、最初の頃の気持ちを忘れてしまっているのでその気持ちを戻し、改めて大切な人を大切にすると『PROMISE YOU』=『約束するよ』と言う内容。
「ピュアな恋愛してるな〜」というのが感想である。
イントロから暗い・寂しいという雰囲気で始まり全体的に暗めな曲調だがサビはしっかりしていて、さらに後半はサビからもう一段階盛り上がりを見せる。
一時期1番好きで最もリピートしていた。
2位 everywhere
- 3rdアルバム『FIELD OF VIEW Ⅲ〜NOW HERE NO WHERE〜』に収録
- ラストライブでも披露(DVDではDisc 2)
この曲がシングルでもなくカップリング曲でもないのが不思議でしょうがない。
2012年頃の浅岡×小橋ラジオトークで、浅岡自身が『小橋作曲の中で1番好きな曲』として挙げている。作詞中に悩んだとき小橋がボソッと『心が少しだけ息をした』というフレーズを言ったからそのまま歌詞に突っ込んだというエピソードを披露していた。
イントロ途中でリズムが変わる独特の雰囲気で歌い出しからサビの最後までだんだん盛り上がっていく曲調がとても心地いい。
ライブで盛り上がるには適切ではないが、本当にいい曲というのは関係ないのかもしれない。
1位 きっと離れていても
- 2ndシングル『突然』のカップリング曲
- 1stアルバム『FIELD OF VIEW Ⅰ』に収録
普通なら歌詞に共感したり部分的ないいところをピックアップするのだが、この曲に関しては歌詞はもちろんいいのだけれどとにかくメロディーが100点!
それ以上言うことがないし、1番好きだと逆にコメントが出てこない。
この曲が好きになれなかったら「好みが違うので仕方ない」と割り切れるくらい。
あまり日の目を見ることがない曲だからこそ知って欲しい。
このサイトを作ったのは”この曲を知って欲しいから”と言っても過言ではない。
まとめ
10位から1位までみてきたので最後にもう一度ランキングでまとめる。
改めて作詞・作曲・編曲を確認したところ10曲全てでボーカル浅岡が絡んでいた。
バンドが解散してから浅岡がソロ活動でリリースした曲にもたくさん好きな曲がある理由もここにあるのだろう。
もし上記の曲をいい曲と思えるならば浅岡雄也名義の楽曲も聴いてみることをオススメしたいと思う。
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