FIELD OF VIEW Ⅱ

アルバム
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FIELD OF VIEWが1996年にリリースした2ndアルバム。

ヒットしたシングル3曲を含む全11曲収録。

前作ほどではないが十分にいいアルバムと言える、しかし全曲が素晴らしいかと言われれば「いい曲とそうでもない曲の差がある」との返答になる。

FIELD OF VIEWの曲を初めてちゃんと聴いたのがこのアルバムであり、個人的にかなりの思い入れがあるのだが、だからと言って曲に対しての評価は感じた通りに行う。

『Last Good-bye』まではキーボードの安部潤が在籍、『DAN DAN心魅かれてく』は安部を除く3人体制、『ドキッ』からはベースの新津健二が加わったので、アルバムジャケットは安部ではなく新津になっている。

収録曲
  1. Rainy day
  2. Last Good-bye
  3. ドキッ
  4. Growin’ Love
  5. DAN DAN心魅かれてく
  6. Wake up!!
  7. PROMISE YOU
  8. Believe myself
  9. 夢見続けて今も
  10. The way of my life
  11. 君の声が聴きたくて
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Rainy day

  • 作詞:浅岡雄也・小田佳奈子
  • 作曲:多々納好夫
  • 編曲:徳永暁人

上記の通りCDで初めて聴いた曲になるので個人的には思い出深い。

この歌詞を書くときにはよく雨が降っていたということでタイトルが決まったようだ。

サビはキャッチーですぐに気に入り結構リピートしていた。

”みんなでセッションをしている雰囲気で”というコンセプトでレコーディングが行われた。

(『FIELD OF VIEW Ⅱ』レコーディング・ノーツより)

タイトルや歌詞の割にはなんとなく楽しそうな感じは出ているし実際そんな聴き方をしているし、もっとライブで披露して欲しいと思っている。そもそもアルバムの1曲目にシングルでもカップリングでもない曲を入れてくるのは、その曲に自信がある証拠かなっと思っている。

Last Good-bye

  • 作詞:坂井泉水
  • 作曲:多々納好夫
  • 編曲:葉山たけし

3rdシングル

デモの段階ではサビはマイナー・コードだったが、アレンジをする時にメジャー・コードに変更された。その際メロディーはマイナー・コードのままで変えなかった。

(『FIELD OF VIEW Ⅱ』レコーディング・ノーツより)

2020年リリースの『FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020』では未発表テイク曲が聴けるが、デモ段階の曲も聴いてみたかった。

ドキッ

  • 作詞:山本ゆり
  • 作曲:浅岡雄也
  • 編曲:葉山たけし

5thシングル

この曲のデモには”夏に押されて”という仮タイトルが付いていた。そう言われると夏っぽい爽やかな感じが出ているような

歌詞から感じとれる”切なさ”をメロディーラインで表現しているとのこと。ただ、個人的にはそこまで切なさは感じなくてむしろ爽やかさが勝っているかなと思う。

Growin’ Love

  • 作詞:小田佳奈子
  • 作曲:多々納好夫
  • 編曲:徳永暁人

メンバーがデモを聴いて一発で気に入ったという。そのためデモに忠実にレコーディングが行われた。浅岡曰く”じっくり聴いて下さい”とのこと。

(『FIELD OF VIEW Ⅱ』レコーディング・ノーツより)

メンバーは気に入っているようだが個人的にはいわゆる”飛ばす曲”である。他の曲がいいからであってこの曲がダメとかではない、私の音楽の好みは世間一般とズレている自覚があるのとメンバーは気に入っているので”じっくり聴いて”判断した方がいいと思う。

DAN DAN心魅かれてく

  • 作詞:坂井泉水
  • 作曲:織田哲郎
  • 編曲:葉山たけし

4thシングル

今迄のシングル曲の中で最も歌いやすかったので、ヴォーカル・レコーディングは短期間で終了したという。

(『FIELD OF VIEW Ⅱ』レコーディング・ノーツより)

FIELD OF VIEWの曲の中でカラオケで歌うのはこの曲が多いのだが、歌いやすいからよく歌っていたのだと自分で納得した。

これはテンポもあるのかもしれないがキーの高い曲が多い中でも比較的低いのが理由だと思われる。1番の理由はみんなが知っていて盛り上がるテッパンの曲だからなのだが。

Wake up!!

  • 作詞:牧穂エミ
  • 作曲:浅岡雄也
  • 編曲:徳永暁人

以前から本格的にやりたかったというシャッフル・リズムの曲調を、モータウン風にアレンジした曲。

モータウンとは…1960年代前半から世界的なヒット曲を世に送り込んでいるアメリカのソウル専門レーベル:タムラ/モータウン社のアーティストによるサウンド。ポップなメロディーと歯切れのいいビートが特徴。

簡単に言えばソウルミュージックっぽくしたということ。

ソウルがどんな感じが存じ上げないがMVを観るとメンバーが楽しそうに歌っていて、とてもいい映像だ。(MVは『FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020』のDVDで観ることができる)

アルバムの中ではどちらかというと”飛ばす曲”だけどMVは結構好み。

PROMISE YOU

  • 作詞:浅岡雄也
  • 作曲:浅岡雄也
  • 編曲:池田大介

個人的に好きな曲トップ10入り。

1996年リリースのアルバムだがこれは1994年に作られたデモを再度作り直した曲。

聴いてるだけではあまり感じなかったのだが下記の通りギターサウンドにこだわったようだ。

アコースティック・ギターが入る、わずかなタイミングの違いを何度も試してみたり、ディストーション・ギターでは、音色の微妙な違いを幾度となく比べてみたりと、ほとんど感覚勝負に近い音決めに時間を掛け、今迄以上にギター・サウンドにこだわったという。

(『FIELD OF VIEW Ⅱ』レコーディング・ノーツより)

レコーディングノーツには専門的なことが書いてありますが、私にはあまりわかりません。ただ直感的に好きな曲となっているので、詳細は上記リンクからご覧ください。

Believe myself

  • 作詞:浅岡雄也
  • 作曲:浅岡雄也
  • 編曲:徳永暁人

バンドのノリをより大切にしようということでレコーディングに臨んだ曲。またギターソロではギターを横にして弾いてみたり、ベースを少しハネさせてみたりとサウンド面での新しい試みがされている。

(『FIELD OF VIEW Ⅱ』レコーディング・ノーツより)

そういう意識で2:32〜のギターソロを聴くと少し違う気がする。ベースの違いはわからない

アルバムの中ではどちらかというと”飛ばす曲”だけどかなり聴き込んではいる曲(矛盾してる?)

夢見続けて今も

  • 作詞:浅岡雄也
  • 作曲:浅岡雄也
  • 編曲:安部潤

3rdシングル『Last Good-bye』のカップリング曲。

1995年の梅雨の頃にレコーディングが行われたそう。

個人的に好きな曲トップ10入り。懐かしさ全開の歌詞で優しいメロディーなのにサビはグッとくる!

The way of my life

  • 作詞:浅岡雄也
  • 作曲:浅岡雄也
  • 編曲:徳永暁人

ピアニカ・ソロとギターとの掛け合いが印象的な曲。ブリティッシュっぽくてなおかつ身近に感じられる懐かしい音が無いか探したところ、ピアニカに巡り合ったという。

(『FIELD OF VIEW Ⅱ』レコーディング・ノーツより)

出典:ヤマハ ピアニカ(P-32E)

一瞬「ピアニカってなんだっけ」と思ったので一応ヤマハのピアニカ画像を貼っておく。

2:06〜の間奏で聴き慣れない音がしているとは思っていたがまさかピアニカだとは思わなかった。ピアニカを舐めていた

アルバムの中ではどちらかというと”飛ばす曲”だがまあまあ聴き込んではいる。

君の声が聴きたくて

  • 作詞:浅岡雄也
  • 作曲:浅岡雄也
  • 編曲:池田大介

この曲は、雰囲気を大切にしたいということで、波の音をオケに加え、さらに海の映像を見ながらヴォーカル・レコーディングが行われた。

(『FIELD OF VIEW Ⅱ』レコーディング・ノーツより)

映画で例えるならエンドロールのような曲でアルバムの最後の曲に相応しい。

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学生時代、FIELD OF VIEWが解散してから存在を知りファンになりました。
しかし皆さんが知らない隠れた名曲がたくさんあるので当ブログで紹介しています。

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FIELD OF VIEWラヴァー

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